|
「『ごみ問題のカギをにぎるのは?』−世界の流れをさぐる。脱焼却へのシナリオ−」と題して1月13日(月)に栄工場のゴミを考える会と共催して行ったシンポジウムは、新年早々の開催にもかかわらず、50人を超える方々に参加いただき、盛り上がりました。
講師は元アメリカ三菱電機会長の木内孝氏、フリーライターの山本節子氏、それから飛び入りで参加していただいた、元松下電器の鈴木武氏の3人です。
山本さんはいつものように鋭い行政・企業批判の立場から、木内さんと鈴木さんは、企業活動と環境問題が共存するための具体的な取組みについてお話しいただきました。
木内さんは、既存のGDPなどの経済指標による永遠の成長は無理であり、無意味であるとし、世界的な企業の中にも、環境との共存のために優れた取組みをしている企業が多く存在する例を紹介してくれました。木内さんはこれら企業のネットワークとして、「フューチャー500」というNGOを立ち上げ、精力的に活動されています。
鈴木さんは、松下電器の「ごみゼロ」の取組みを現場で取り仕切っていた方です。最初は社員にごみを減らそうなどという考えがまったくないため、大きな抵抗があったこと、みんなが知らない間にごみ箱を少しずつ減らしていったこと、キーとなる人をうまく攻め落とすことなど、とても具体的で刺激的なお話でした。
みなさんエネルギーに満ちあふれた方ばかりで圧倒されました。特に木内(現在67歳)さんが一日に1,500回も腕立て伏せをしているとの余談には仰天。木内さんのアメリカ時代の企業活動と環境問題への取組みなどに興味のある方は、著書「新學問のすすめ エコ経済への道」(プラネット出版、1,600円)をお読みください。
(神山)
|